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大井川源流部原生自然環境保全地域

本州で唯一「原生自然環保全地域」に指定されている。指定面積1,115ha。 原生自然環境保全地域は人の影響を受けることなく原生環境が広がっている地域(面積1000ha以上(島嶼は300ha以上))他の指定地域は「十勝川源流部」、「遠音別岳」、「南硫黄島」、「屋久島」。 リンチョウ沢とダルマ沢に挟まれた通称源流尾根を有する。シラビソやアオモリトドマツなどが生えるがシカの被食圧により林床の下層植生は乏しい。 かつては寸又川左岸林道を通り光岳へ続く登山道が存在し、原生自然環境保全地域の淵を通行できたが、現在は林道が崩落したため通行不能。光岳からの登山道も自然に還っている。このため道迷いの危険が非常に高いため安易に立ち寄らないこと。 ※写真は以前の調査時に撮影したものです。