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赤石岳

南アルプス(南部)の盟主と称される。日本百名山に選定されている。標高3,120.5m。山頂には広大な凹地(線状凹地群)が広がっており、南アルプス、北アルプス、中央アルプス、富士山を見渡せる一大パノラマが広がっている。山頂東面と赤石沢と北沢の源頭部には2つのカール(圏谷)を有する。山頂から荒川岳方面に進むと小赤石岳からは標高3千mのスカイウォークを楽しむことが出来る。また聖岳方面に進めば、刃物で切り取ったように広大な平場が広がる百間平が存在する。御岳を望む信仰の山でもある。大倉財閥創業者である大倉喜八郎による満88歳での登頂成功や旧日本軍の戦闘機墜落(現在も残骸有り)など逸話も多い。

【登山】

静岡県側ルート 2泊3日以上 ※熟練者向け

夏季臨時駐車場(畑薙第一ダム手前)もしくは沼平ゲートから椹島ロッジ等の宿泊者向け送迎バスを利用して椹島までの入山が一般的。夏季臨時駐車場(畑薙第一ダム手前)もしくは沼平ゲートから椹島ロッジ等の宿泊者向け送迎バスを利用して椹島までの入山が一般的。椹島から赤石岳山頂までは基本的に登りがずっと続き高低差は2千mに達する。このため、よほどの健脚者以外は赤石小屋(椹島から約5時間)で一泊し、翌日山頂を目指す(約3~4時間)方が安全。山頂には日本アルプスで最も標高の高い赤石岳避難小屋があり、宿泊可能。
長野県側から小渋川を上るルートは台風等の影響により通行困難(2022年現在)。


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